広告規制により札やメールによる設定発表が禁止されてからはや6年が経ちました。
あの時は設定発表が無くなったらこの先どうやって立ち回るのかとネガティブに思ったものです。
今日の話は昔のガセイベントの話を交えてホールに対する気の持ちようの話なんかを書いてみたいと思います。
パチスロ歴2年目だったころの話。
まだまだお店の事や台の事をよくわかっていなかった大学2年生の私AKKY。
最近パチンコ・パチスロを始めた人の為に当時のホールがどうだったか説明しますね。
当時、大体のホールは定期的にイベントをやっていました。
月初めだったり、ゾロ目の日だったり、まあいろいろ。
イベントの意味合いは大きくは二つでした。
①出玉を還元する意味合い
②設定の入れ方を示唆する意味合い
イベントに合わせて激しい煽りのメールが来ます。
「設定6大量投入！」
「赤字確定！」
「おそ松くん、えのかな、猪木自身のどれかが全６！」
「全機種に設定6アリ！」
「設定67台並びアリ！」
「1/2 高設定、1/3 設定56島アリ！」
こんな感じの文言が当たり前のように使われておりました。
具体的に設定状況を示唆するようなメールが当たり前でした。
当時の煽りメールが残っていたので貼っておきます。
凄いですね。
お店に行けば設定6がその辺に転がっていそうです。
猿でも勝てそうな勢いです。
しかしそれらのメールは実態よりかなり大げさな事が殆どだったんですね。
ようするにガセでした。
当時を知っている人からすれば、何をいまさらな話なのかもしれません。
しかし、今一度今の状況と照らし合わせて考えてみると、その異常っぷりも凄かったと思うはずです。
「ジャグラー 1/2で設定6」
と発表されたにもかかわらずボーナス確率を平均したら設定1。
出てる台ですら設定6の確率以下なんて事もあったし。
高設定発表されたのにもかかわらずどうみても低設定なんてことはザラでした。
たまたま出ちゃった台に高設定確定の札を付けてみたり、稼働していない台に高設定札を付けてみたり。
そんなのも当たり前でした。
もし今、広告規制がなかったとして、当時と同じ温度感で広告や告知を出していたら、結構な炎上になるんではないでしょうか。
メールと状況が違い過ぎて。
「詐欺だ！」
「客を騙して金を巻き上げた」
だの言う人が目に浮かびます。
当時もそういう声がもちろんありました。
しかし、
当時は今ほど個人がネットで発言する事が浸透していなかったのか、
ガセもどこの地域でもどの店でも当たり前に行われていたせいか
沙汰されるなんてこともありませんでした。
かくいう僕も当時はガセがあることを前提で立ち回ってました。
店の嘘八百のメールはあくまで「ヒント」と捉え、実際に設定が入る場所は自分で推測していました。
その嘘だらけのメールから設定が本当に入っているところを導き出し、
ツモるのもまたそれはそれで楽しいのでした。
結局は店の発信する情報だけで勝てるはずもなく、自分で取捨選択したり調べたりする必要がありました。
自分で考えて行動できた人が勝てたわけです。
しかし、自分で考えて店を選んだり台を選んだりすることについては今でも変わっていません。
年間で負ける事は今でも無いですが
もしかしたら、ガセだらけの当時養われたその感覚が少し役に立っているのかもしれませんね。
さっきから何が言いたいかっていうとですね。
時々負けた事を店のせいにしたりする人がいると思うのですが、
とてもナンセンスだと思ってます。
他の商売と比較してパチンコ・パチスロは変わってます。
普通のサービス業はサービスの対価としてお金が支払われます。
パチンコ・パチスロはサービスの対価でお金を払うビジネスじゃないです。
お客が勝って満足してしまったら成り立たない商売です。
最終的に客は負けないといけない。
そもそも歪んでるビジネスなんですね。
当たり前ですけど。
設定を入れることも結局はその先で利益を取らないといけない訳で、
利益を取るためにはどうしてもある程度「期待を裏切る」必要がある事になります。
店はどうやって集客するかに必死で、
どうやって「期待に応えるか」も考えていると当時に「どうやって期待を裏切るか」も考えていることになります。
それに対して、店が用意してくるありとあらゆるトラップをいかに攻略していくか。
と考えた方が前向きになれると思うんです。
僕、そもそも自分でした行動について「騙された」って嘆く事自体があまり好きではありません。
考え方によっては世の中騙されてることだらけだと思うからです。
「騙された」なんて言ってる時点で負けだと思ってます。
与えられたものに文句を言ってるだけの受け身っぽい姿勢も嫌です。
騙されてようが何だろうが、
自分がどうするかでしかないと思うんです。
話を戻しまして、いちいち騙されたなんて言ってたら
パチスロやってられません。
ただ、期待を裏切られたときに店にムカつくことがある気持ちも分かります。
自分もムカつくときはあります。
しかし、僕ら客には最大の武器がありまして。
店に行かないという選択ができるのです。
店にとっては客数が減ることが最大のダメージです。
嫌な店にはいかなきゃいい。
期待を裏切ることばかりの店には行かなきゃいい。
そんな店で打って負けて文句を言ってたらタダのアホです。
期待感のバランスが取れた店が生き残っていってくれれば良いなと僕は思っています。
稼働の事なんも書かないのもアレなんで、
この前久しぶりにハーデスでGOD引いた時のこと書きます。
7月某日
旧イベント日に当たる某店でハーデスの初当たりが良く引けてる台があったので拾いました。
強がるつもりでもないのですが、
正直そんなに期待していなくて「高設定だったらいいな」「GOD引けないかな」
くらいの気持ちで座ったら600ハマりました。
次の初当たりでやめようと思います。
2万円目を使い切って3万円目を投入したところ、
PUSHで「激熱」
あらこんにちわ。
2万ゲームくらいGODハマりしてました。
GODシリーズの中でハーデスのGODが一番引けてないので嬉しい。
上乗せもなく最初のセットは終わりまして
最初のジャッジメント
わんわんお
次
わんわんお
次
パパ～～～～だいちゅき～～～ちゅっちゅ！！！
パパ～～～～！！！！
中途半端でなんて書けばいいか困る枚数。
この日またスーリノで3万くらい入れてたので余裕で負けでした。
■収支
投資：51000円
交換：1476枚
稼働記事がほんとクソですみません。
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