前回引き合いに出した、
設定推測ツールについて少し補足しておこうと思います。
数字だらけ、
数学的な話なので、
本気で確率について興味がある人はお読みください。
設定推測ツールがどういう意味合いを持っているか、
少しでも理解されればと思って、
補足記事を起こしました。
例えばジャグラーで2000G回してB8R8になった事をツールで計算する場合、
ツールは各設定で2000GでB8R8になる確率を計算します。
各設定で2000G回す行為を1万回して、
B8R8になった回数を数えて並べるとこを想像してみてください。
例(回数は適当です。)
設定1でB8R8になる回数100回
設定2でB8R8になる回数200回
設定3でB8R8になる回数300回
設定4でB8R8になる回数400回
設定5でB8R8になる回数500回
設定6でB8R8になる回数600回
こんな感じになったとします。
この回数の合計から、
各設定でB8R8になった回数の数の割合が、
各設定の期待度になります。
○B8R8だったときの各設定の期待度
設定1の可能性 100/2100 = 0.04 = 4%
設定2の可能性 200/2100 = 0.08 = 8%
設定3の可能性 300/2100 = 0.14 = 14%
設定4の可能性 400/2100 = 0.19 = 19%
設定5の可能性 500/2100 = 0.23 = 23%
設定6の可能性 600/2100 = 0.28 = 28%
こうやって計算されます。
設定推測について
「弱チェは弱かったけど引き戻しが強かった場合とかどうするの」
というようなコメントを受けていたのですが、
弱チェ確率で各設定で起こりうる可能性と、
引きもどし確率で各設定で起こりうる可能性を掛け合わせて計算することにより、
各設定の期待度が算出できます。
例:まどまぎ
2000Gで弱チェ16回(1/120)
ART引きもどし3/5だったとき。
○弱チェが2000Gで1/120だったときの各設定の期待度(数値は適当)
設定1:35%
設定2:25%
設定3:20%
設定4:10%
設定5:7%
設定6:3%
○引き戻しが3/5になった時の各設定の期待度(数値は適当)
設定1:2%
設定2:8%
設定3:10%
設定4:25%
設定5:25%
設定6:30%
2000Gで弱チェ16回(1/120)
ART引きもどし3/5だったとき。
各設定の期待度の掛け合わせ
設定1:35%×2% = 0.007
設定2:25%×8% = 0.02
設定3:20%×10%= 0.02
設定4:10%×25%= 0.025
設定5:7%×25% = 0.0175
設定6:3%×30% = 0.009
-------
合計: 0.0985
各設定の期待度計算後
設定1:0.007/0.0985 = 0.07 = 7%
設定2:0.02/0.0985 = 0.20 = 20%
設定3:0.02/0.0985 = 0.20 = 20%
設定4:0.025/0.0985 =0.25 = 25%
設定5:0.0175/0.0985 = 0.17 = 17%
設定6:0.009/0.0985 = 0.09 = 9%
というような計算をしています。
弱チェのみで考えるわけでもなく、
引き戻しだけに着目するわけではなく、
それぞれの設定差の意味合いを重みづけして、
かけ合わせる事にツールを使う意味があります。
ようするに、起こった事全てに対して、
各設定で起こりうる可能性を出しているわけです
結構前ですけど、
てつ先輩の記事でも分かりやすく解説していたので、
気になる方はそちらを見ても良いと思います。
「設定6が無い店で設定6の期待度を算出しても意味がない」
とおっしゃっている方がいましたが、
ごもっともです。
なので、実際に使うときは、
このツールの結果に「店の設定状況」
を掛け合わせて考える必要があります。